ART DIRECTION:野村ソウ
GRAPHIC DESIGN:野村ソウ、西内寛大
3D MODELING:森菜摘、西内寛大
MOTION:西内寛大
AR:森菜摘
INTERIOR DESIGN:森菜摘

 札幌PARCO様で2022年3月19日から22日までの3日間で開催された「PARCO CULTURE SUPERMARKET」の全体アートディレクション、ポスターやフライヤー、イベントロゴデザインなどのグラフィックデザイン、ロゴモーションや15秒告知のモーションデザイン、ウィンドウディスプレイ、仮設会場のインテリアデザインなどを担当いたしました。
 イベント企画の早期からお話をいただいたことで札幌PARCO様と非常に多くのキャッチボールをしながら一緒にイベントデザインを立ち上げることができ、とても楽しいプロジェクトになりました。限られた予算の中で、どこまで面白いことができるか、予算度返しでご提案もさせていただきましたが、たった3日間のイベントの中で、さまざまな実験ができたのではないかと思います。
 グラフィックのコンセプトもイベント企画と同じくカルチャーのスーパーマーケット。音楽、ファッション、デザイン、アート、雑貨などの分野で新しいカルチャーを感じさせる出店者の皆さんが集まり、それをまるでスーパーマーケットで生活品を買うように、買ってもらいたい、カルチャーを身近に感じてもらいたいといった思いを込めたものです。生活を感じる抽象的・具体的、さまざまなアイテムを3Dで制作し、それを買い物かごに雑多に入れたビジュアルにすることでイベントのコンセプトがストレートに伝わると考えました。また3Dオブジェクトにすることで、ARやモーションなどインタラクティブなところまでデザインが広がり、イベントを盛り上げる一躍を担うことができます。インスタグラムではスーパーマーケットをコンセプトにしたネギ、歯ブラシ、ラップの三種のイベントロゴが回ったり、カゴの中を覗き込むようなポスターで集積感を煽ったり、モーショングラフィックでイベントの個性をさらに強め館来場者への興味を広げるもとのなりました。
 ウィンドウディスプレイでは3Dのオブジェクトを2Dのパネルで製作し、レイヤーを分けて設置することで3Dと2Dの曖昧な表現で違和感を生み出し、ちょっと不思議なカルチャーイベントらしい遊び心のあるアプローチを目指しています。仮設会場のデザインでは会場プランの設計や什器選定、一部の装飾を担当しています。スーパーマーケットをコンセプトにしながらも、会場自体にも大きなレジ袋のフォトスポットや緑のコンテナボックス、レジカゴとカートのインスタレーションやビニールカーテンとネオンの風照明による演出など面白い要素をポイントでいれることで、来場すること自体にも価値があるものを目指しました。
 総合的に3Dグラフィックやモーションの有用性をより感じられるアートディレクションができたのではないかと思います。ポスターのデザインでカゴやその中の3Dオブジェクトを化粧品のように近い距離から撮影した構図が、実験的ではありましたが、プロダクトを作り撮影することで書き出す3Dの世界ならではの表現になったと感じています。またこのような機会があればいろいろいと試してみたいと思います。

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